シャシャとサヌキの新春マンガ放談 〜宵の壱〜 |
02:41 |
シャ
「最近オレ、ぜんぜんマンガ読んでいないんだよ。10代20代はまさに浴びるほど読んでいたのに。。
でもね、40歳になってマンガばっかり!!ってのはそれはそれでおかしいんだよねきっと。
、、というのもじつはこないだ地元仲間の新年会に行ってきたんだけどさ」
サヌキ
「はい」
シャ
「あたりまえだけど、旬のマンガの話題なんか出てこないわけよ。
やっぱりベースは思い出話!!!体調の話に異性の話、iPhoneにしたとか、
タイのキャバクラがどうとか、、そういう話なのだよサヌキくん!。。40歳とはそういう生き物なのだよ!。。
、、、サヌキくんさ、『せせり』って知ってる?」
サヌキ
「いや〜、知りません」
シャ
「じゃあさ、『ボンジリ』って知ってる?」
サヌキ
「あー、そっちのほうがもっと知りません。『せせり』はなんとなくアレかなと思うんですが、、」
シャ
「あのね、オレも知らなかったけど『ボンジリ』って焼き鳥の種類なの。『せせり』も焼き鳥のネタなの。知らないでしょ?
でもね、中年になったらこういうことの方が知っといたほうがいいわけ!
サヌキくんさ、焼き鳥屋に行ってさ「タレにしますか? 塩にしますか?」って聞かれたら絶対迷うでしょ?」
サヌキ
「そうですね。んにゃ〜つって戸惑って、、適当に知ったふりとかするかもしれません笑」
シャ
「でしょ!!オレもなんだよ。オレも迷う。、、でも40歳にもなって「う〜〜ん、どっしよっかなぁ〜〜、、、、え〜〜〜と、、え〜〜〜つつつと、と、塩おおぉぉ、なのかなぁぁぁ〜〜〜」なんてやってる場合じゃないんだよねw。
ーーじゃあハイ質問、『市川春子の最新刊の装丁』は誰よ?」
サヌキ
「市川春子さん本人ですね」
シャ
「ほら!即答だよ。いいねぇ〜〜〜w!!。もうね、、サヌキくんは40歳になっても絶対「タレor塩?」に答えられないよw。
そっちじゃない人生を歩んでいるんだよ。きっとホルモンの部位とかよく知らないでしょ?」
サヌキ
「はい」
シャ
「オレも、同級生がさ仕事帰りに「たれor塩?」をやってる時に
家で寝っころがって『望月峯太郎最高wwww!!!』『画太郎先生ありがとうwwwww!!!』
、、なんてずっとやってたわけだから、、もうだったらそっちの人生を歩くしかないわけですよ!
、、、ところがですよ。30後半にマンガから遠のいているうちに、さて40歳になって、全くマンガがわからなくなっていたんですよ。。
だってこないだサヌキくんとビレッジヴァンガードでマンガ3冊くらい薦められたじゃん?」
サヌキ
「はい。行きましたねえ」
シャ
「おれはあの3冊の区別が、、つかなかったんだよね、、、、。」
サヌキ
「なるほど」
シャ
「昔はさ、例えば、え〜〜、、「岡崎京子」「桜沢エリカ」「内田春菊」「中尊寺ゆつこ」の区別がはっきりついたよ。
これたぶんフツーのおっさんは興味ないからわからないよ。
今さ、オレ、それなんだよ。
区別つかない。作者も知らない。なんだったらちょっとマンガコーナー嫌いだもん!w。コレそーとーマンガ読みとしてガッカリだよ。」
サヌキ
「がつごーりーですね」
シャ
「かといっていまから焼き鳥やホルモンの部位を勉強するのと、マンガの勉強、どっち!っつったら、
僕はもう絶対「マンガ」をとる。ウォーク・ディス・マンガウェイですよ!!
なので、今日は『マンガの今』に詳しいサヌキくんにいろいろ教わろう!と、そういう会合ってわけです。
、、、、どう??意図、伝わった?。大丈夫?これ。」
サヌキ
「、、、はい笑」
シャ
「よかった。じゃ!!そーいうことで早速サクサクといろいろマンガを紹介してもらいたいんだけど、、、
とりあえず、いっぱい持ってきたねぇ〜〜!!!!いいねぇ〜〜〜!!!。
うわ〜〜そんで、ぜんぜん知らないわやっぱり!!!」

シャ
「どれから行こうかな…」
サヌキ
「とりあえず、シャさんどれが気になります?」
シャ
「まずね、、コレ『ハックス!/今井哲也』

オレ、正直言っていい??
こういう絵が一番同人誌っぽいっていうかアニオタ好みな絵柄(適当)でダメなんだよ〜〜!!」
サヌキ
「あ!コレですか、、いや実はこの漫画が今日一番シャさんにお薦めしたいと思ってたんですよ。」
シャ
「えー!!!
この中でも、見た感じ一番くらいにアニメから流れて来たような絵ってゆうか、象徴的なくらい。
まぁ僕アニメは好きなんだけど、、なんつうか読むのには少し抵抗があるっていうか、、
サヌキ
「実はその「アニメ」についての漫画なんですこれ。
この漫画は高校のアニメ研究部の青春のお話で、
ほら、タップ使って描いてたりとか、、」
シャ
「あーホントだ〜!僕らと一緒だね。
あぁ〜そこでシャシャミン先生感情移入し易いんじゃないか、
読み易いんじゃないかという、、アシスタントくんの優しさがw」
サヌキ
「いやいや笑
でこの「ハックス!」は今井哲也さんの前の漫画で、
最新作がこっちにある「ぼくらのよあけ」なんですけど、、

こ、れ、が、ねぇ!!
去年の1位かも知れません ってくらいにキた漫画です。ジュブナイルってゆうんですかね、こーゆうお話。
子供達が、仲良くなった宇宙人を宇宙に返してあげようと奮闘するんですけども。
その宇宙人てのが団地なんですね、、笑」
シャ
「団地?なにそれ!?でも今っぽいね。この表紙はスゴく良いな〜〜!」
サヌキ
「僕『フリオ』大好きなので、ジュブナイル+UFOとかたまらないって感じでね。
その系統って漫画に限らずポツポツありますけど、実はあんまり好きなのなくて。。でもこれは凄かったです。
だから去年はね、『SUPER 8』はアカンかったけど、コレがあったぞ!とゆうね」
(『フリオ』=『僕とフリオと校庭で/諸星大二郎』)
シャ
「『SUPER 8』、、あれ駄作だよねぇw。最初の数十分だけでいいよねアレ」
(『SUPER 8』=昨年度ハリウッド映画)
サヌキ
「ハックス!」でもそうなんですけど、この今井哲也さんは、
本筋のストーリーの脇に、きちんと「仲間外れ」とか「クラスメートとの関係がうまくいかない」とか、
そういうとこ描かはるのが印象的ですね。そこがすごく好きです。
僕も出会って日が浅いんで、短編とか読んでみたいですね。とにかく、とんでもない人だと思います。」
シャ
「とんでもないんだw。じゃ貸して。
、、でもこの『くるみのき!/青木俊直』もさ、、

ぼくからすると抵抗感ある絵柄なんだよね。
ひらがなにビックリマーク!のタイトルって、、「けいおん!」もそうなんだけど、気軽に越えちゃいけない「一線の向こう側」って感じがするんだよね」
サヌキ
「あぁ〜、
でも世代でいうと確かはこの青木俊直さん、シャさんよりちょっと上くらいの歳の人じゃなかったかなぁ、
経歴も漫画家っていうよりは、確か、、、
(wikipediaで調べる)
ほら!あ、ウゴウゴルーガとかやってはる人なんですって!」
シャ
「え?そーなんだ!?
キャラクターデザインしてるんだ!かぶってるじゃんオレと!ちがう?w
(中を見て)
、、あっ!絵、イイねぇ!
表紙でちょっとアレかと思ったど、絵がめちゃ良い!!!」
サヌキ
「でしょう!!?そうなんですよ!絵良いんです!!
まぁ好みはあるでしょうけど、この人の絵の好感触さったらないですよね。
話もね、ホント良い意味でただのお話、ストーリーって感じで。最高なんですよ。
でも確かに僕も、
シャさん言わはるところの世間一般で言う”アニメ絵”って、抵抗あるんですよ実は。
ただ、或る時にグイッて頭切り替えました。
楽しもうと思ってあえてドボンとこっちの海に飛び込んだ覚えがあります。
だからね、楽しいんですよめちゃくちゃ。あんまり知らない初心者やから、、こっちの海は広いナァ〜!って!!
でよくよく潜ってみると"アレ?コッチの海とアッチの海って繋がってる!?"みたいな。。ってこうゆう事あるでしょう??」
シャ
「まぁ、、、ムズカシイことはよくわかんないけど、さしずめサヌキくんの海パン姿は面白そうだよね。
あ〜〜なるほどね〜〜、、、でもやっぱ表紙で敬遠しちゃうなぁ、、
ほらこれもだよ『SatoShio/衿沢世衣子』
この感じ、抵抗感あるなあ〜〜〜!」

サヌキ
「これでも中身はいいでしょ?ほら!?」
シャ
「あーほんとだ!。中の漫画、めちゃ良さそうだね。
でも、どれもこれも女っぽいんだよ〜〜〜もっとこう「東陽片岡」みたいな絵柄は無いの??「ラズウェル細木」とか。お父さんも読めて、線が太いなぁ〜〜みたいなの?。オレそーいうのなら目に飛び込んでくるんだけど!


どれもサヌキくんの選ぶのって線が細いよね??
サヌキ
「そうですかね?
普段は好きな感じってそうでもないモノが多いんですけど。
望月峯太郎さんの「東京怪童」なんか全ページ最高でしたし。
あれ、線太かったですよね??」

「僕、漫画見る時は最初に線の入り/抜きに目がいっちゃうんです。
なので基本的には、トキワ荘・ナフ・リスペクト。付けペンでギュ〜って感じ最高ですよ!!
うー、、ただ【絵柄】を【ジャンル】で考えるのはあんまりしたくないってゆう感じで、、
もう、漫画なら何でも好きになりたい!!笑
でもどうしたって好きなモノって自分のふるいにかけられるので。
まぁその結果が今のこの机に並べられてる、、、」
シャ
「、、、傾向ありすぎるでしょう!!偏りも偏りだよ」
サヌキ
「ですねぇ笑
正直もっとバラエティに富んでるつもりだやったです、、笑
なんつうか全部丸くて、優しそうな印象ですね。。。
ふわ==、スーッ、っていう、、」
シャ
「それでいうと、オレはやっぱりこの『森山中教習所/真造圭伍』が一番スッ!と入ってくるな。

このマンガは知ってる。表紙とか最高だよね。」
サヌキ
「最高ですねホントに。完璧ちゃいますかねこの本は。
これも新作が最も待たれる作家さんですね。個人的には1位2位を争うくらいです。
去年は読み切りが月刊スピリッツで何個か載ったくらいですが、どれも良かったですよね!描き下ろしの絵が載った号は切り抜いて部屋に飾ってますもん僕。」
シャ
「うんオレも月刊スピリッツのその号買ったもん!台風のヤツ。好きよ。
彩色画がと〜〜っても良いんだ!。このひと独特の塗り方してるよね。じつは自分もマネしようと思ってちょっとチャレンジしたけど、
とんでもなくチャチな絵が出来上がったよ」
サヌキ
「シャさんも充分好きモンじゃないですか笑」
シャ
「この表紙も真造さんだけど、、これはなに?マンガ?雑誌なの?
『DIORAMA 01』」

サヌ
「これはジオラマってゆう、
これこそまさにさっき言葉出ましたけど同人誌なんです。
"今"の同人誌。近年のトピックスとしてひとつ象徴的な本です。
その真造圭吾さん、あとここにも持ってきましたゴトウユキコさんふみふみこさん他々とかが載ってます。」
シャ
「同人誌てことは普通に売ってない?
ヴィレッジヴァンガードには売ってんの?」
サヌ
「ビレバンには売ってると思います。
僕は通販で買いましたけど、委託販売してるいくつかの本屋さんでは売ってるみたいです。」
シャ
「あほんとだ〜バーコードが無い!!!!すごい!!!
でもさ、これ読んでる時点でサヌキ君一般の漫画読み代表じゃないよねw。」
サヌ
「ん〜〜でも、、、
コレ読んでる僕みたいな人間は、普通の漫画読みとしてわりと居るんじゃないかと思うんですけど、、、
特にシャシャさんのブログを読むような人の中でもケッコウいるんじゃ、、
、、アレ?いないですかね、、いたら誰か友達になって下さい笑!!
あと、ここにはフライヤーしか持って来てないですけど、

文化庁メディア芸術祭とか取らはった西村ツチカさんも載ってます。」
シャ
「なんか聞いた事ある!!!」
サヌ
「はい、本の装丁画とかで最近見ますね。
で、他のメンバーも、全然メジャー誌載ってたり、単行本を一冊二冊出し始めてる人たちなんです。
世に出ちゃっててわりと注目の新しい感じの人たち。そこらへんの人たちがグループを成してるってゆうのが象徴的かなと、」
シャ
「あ!ナオヒロックと仲良い、、、オノマトペ大臣さん!!」
サヌ
「まぁそ−ゆう名を轟かせてる若い人たちが一緒になんかやってんぞ!
とゆう、非常にモチベーションが上がるな!!とゆう一冊ですね。」
シャ
「でもこれ田舎の本屋じゃ買えないよね。
サヌキくんさぁ〜〜〜、、一体、普段どんくらい読んでんの?
「モーニング」とあとこないだの「ジャンプ改」だっけw?あれも凄かったなw。あと、なに?」
サヌキ
「ジャンプ改はたまたま買っただけですよ笑
表紙だけジャンプで中身はモーニングツーという雑誌ですね笑
スピリッツヤンマガイブニングスペリオールビッグコミック等々は立ち読みで済ませます」
シャ
「女性誌も読んでるよね?」
サヌ
「フィールヤングとかですかね。コーラスの名前が変わったココハナも今んとこ買ってます。
それはアシスタントしていたってゆう名残で、そうゆうラインナップなんですけど。
IKKI、ビームとかは立ち読みできる本屋を知ってるので目当ての作品だけ立ち読みしにいったり。
アフタヌーンはもわりと買って読みます。『フェローズ』っていうのもあって……」

シャ
「フェロ〜ず?全然知らないなぁ〜〜。オレ毎週買ってるのってスピリッツと週刊文春だもん。東海林さだおのタンマ君なら読んでるよ。」

サヌ
「笑
で、フェローズってのは隔月なんですけど、出し方が四週に分けたり。AとBの上下刊で分けたりして。」
シャ
「すげー無邪気な出版具合!w
いまの漫画読みはホントにそんなトコまで読んでんの?誰が載ってんのよ??」
サヌ
「よくきく漫画家さんでいえば、
福島聡さんとか森薫さんとか目玉はそこらへんじゃないですかね。」

シャ
「なんかさ派閥とかあんの?
読む雑誌が違うもの同士で。あっちは絶対読まない!とか。
昔でいう、COM派かガロ派かみたいなさ。
(手塚治虫や石ノ森章太郎のCOM派と、白土三平や水木しげる、つげ義春のガロ派に二分されていたという70年代の説)」
サヌ
「いや〜そこまでは僕まだ分からないです。。
さすがにヤンマガとITANの読者は被ってないと思うんですけど、、、笑
僕が読んでない雑誌があるとすれば、
まぁアクションとかゴラクとか?、
でもそれはフォローしきれないっていうだけで、」
シャ
「さすがにオレもそんなに暇じゃねーゾってゆう?」
サヌ
「そうですね笑
漫画界は、もうほんと大大大海原なんで、、
でも!出来る事なら漫画は全部読みたいです、、全〜ん部の漫画を!!」
シャ
「全部読んだら焼き肉おごってあげるよ。」
サヌキ
「わ〜い笑
あと「ぽこぽこ」っていう、WEB上で雑誌の体をしてるのもあります。

一応月刊なんですけど、それぞれの作品で更新の日が違うので、一ヶ月のいろんなタイミングで漫画が掲載されていくという、
【紙ではこういう事は出来なかったんちゃうかなぁ】ていうね。
あ、毎号買ってる雑誌で1つだけ持ってたんですけど、、

シャ
「『マンガ・エロティクス・エフ』。。。
もうレディコミじゃん!。違うの?オレはこれからここまで網羅しなきゃいけないの??ずいぶんしんどいよ!!
、、、あ、でも河内遥さんだ。ぼくらお友達だもんね〜〜〜遥さん♡!」
サヌキ
「……………。
でも考えたら僕、河内遙さんが載ってる雑誌ほぼ買ってるかも知れませんわ、、」
シャ
「サヌキ君、サイン会とか1人で行ってたもんね?」
サヌキ
「えへへ◎ ファンですから笑」
シャ
「ふっふっふ 笑。
あ〜〜でもこれ「今日マチ子」さんも連載しているんだ。。。そうね、僕最近で目立っていいな!と思ったのがこの人。数年前からTumblrにたくさん流れていたんだよ。
『今日マチコのセンネン画報』

この今日マチ子さんと「顔面センター」でおなじみの『地獄のミサワ』ね。この2つが最近のお楽しみだったw。『地獄のミサワの女に惚れさす名言集』はいまだネタがつきなくって、くだんなくって好きなんだ」

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シャシャとサヌキの新春マンガ放談 〜宵の壱〜